2022年8月度　衛生委員会からのお知らせ

従業員　各位

日頃のご精勤に心より感謝申し上げます。

8月度の衛生委員会の資料になります。

8月度のテーマは「蚊やダニから身を守ろう」です。

皆様に置かれましては、是非とも健康に留意いただき、

業務に努めていただきたいと考えております。

ご安全に！！

2022年8月度　

衛生委員会資料

産業医　上津　佳子

夏になると増えてくる『蚊』。刺されると強いかゆみを伴って炎症をおこしますが、同時にデング熱やジカウイルス感染症等の原因となる害虫でもあります。特に海外では熱帯、亜熱帯地域を中心に蚊媒介感染症の発生がみられており、流行地へ渡航される方は注意が必要です。

蚊に対する正しい知識を身につけ、刺されないようにしましょう。

また春から秋にかけて活動が活発になるマダニは、咬まれると重症血小板減少症（SFTS）や日本紅斑熱などの感染症になることがあります。山登りや野外での活動の際はマダニに咬まれないよう注意しましょう。

マダニは人や動物に取り付くと皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間（数日から長ければ１０日間）吸血します。

無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚に残ってしまうことがありますので、吸血中のマダニに気づいたらできるだけ病院で処置してもらいましょう。

マダニに咬まれた後に発熱等の症状が出た場合は、病院を受診しましょう。